適当に生きています

思考と声の間の話/SixTONES/SnowMan(7MEN侍)

ジェシーという人間

希望を煮詰めたような人だなと思う。

実際突き詰めていくとそれだけじゃない、人間らしい部分もあるのだけど、信じてみたいな、着いていきたいな、と思えるグループの圧倒的センター。

 

たまに、アイドルを推していて信じられなくなってしまう時があります。

ファンには見せない面があるのは当たり前だけど、ファンに見せている部分が偽りであってほしくない、みたいな。ファン同士の感じ方の違いを知って、私にはこう見えているのにあなたにはこう見えているのか、とアイドルのこともわからなくなったり。どこまでが本心で、どこまでがビジネスなんだろうと疑心暗鬼になってしまうとき、ジェシーを見ると自分に見えているものを信じていようと思える。ありがとう。

 

 

ジェシーのポジティブの根源って底抜けの明るさじゃなく、一種の諦めと許容なんじゃないかな、と感じる。

本人も言ってたけど、次にデビューすると言われ続けてきたジュニア時代だったのだろう。流れに身を任せて、けれど自分の立ってる場所を見失わず、必ず進むべき方向がわかってる。なかなかできることじゃない。本当にすごいと思う。自ら茨の道を掻き分けるのではなく、濁流の中で乗るべき波を見極める力。それを持っていたのではなくて身に付けた人なんだろう。だからこそグループのセンターに立っている大きな意味みたいなものや、私達なんかにはわからないくらいのメンバーの信頼があるんだろうな。

 

 

SixTONESは箱推しだけど、ジェシーは特にライブで目が離せなくなる。それは、ここが彼の生きる場所なんだなと感じるからだ。

舞台やステージには色々ある。演技をする場でもあるし、曲を奏でる場でもあるし、人を笑わせる場でもあるし、歌を歌う場でもある。けれどジェシーには、人の感情をエネルギーにして、それを表現し輝きを返すようなライブの場所が一番似合ってると思う。人の感情を還元する能力に長けている。そんなにステージ向きの人間に出会ったことないよ。

 

 

ジェシーのギャグも大好きだし、それによる笑いも凄く好き。テレビで乱発しているところを見ると最近のお気に入りなんだな〜と思うけど、直近の生放送で連発してたところとかひとりでたくさん笑わせてもらいました。

 

 

笑顔でいればどうにかなるって、起きたことはどうしようもないからせめて笑顔でいようよって意味だとも思うんですよね。まあ完全に深読みしすぎなんですけど。

ポジティブでいることで逃げ場をなくしてくれる人に助けられる場面も多々ある訳で。頑張らなきゃいけないときとか、辛くてもやらなきゃいけないときとか。

そういうときに、強い言葉を持っている人が一人でもいるのが、すごく素敵だなと思います。

 

 

眩いばかりの太陽も、熱すぎるあまりに黒いところがちゃんとある。

そう言う人間を私は、希望として一番信じられるのです。

いつもありがとう。

 

お誕生日おめでとうございます。